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System Studies業務の複雑さを、
そのまま画面にする
このページに実在の案件・顧客の画面はありません。当社が業務システムをどう捉え、どう設計するかを、オブジェクト・構造・画面の3つに分けて示す研究ページです。
業務システムは、
オブジェクトの集合として設計する
画面の見た目を決める前に、何と何がデータとしてつながっているかを決めます。当社が日常的に扱う業務オブジェクトは、たいてい次の10種類に集約されます。
- Customer / 顧客の基本情報とやり取りの履歴
- Opportunity / 進行中の商談・案件
- Contract / 合意した条件、協議中の条件
- Approval / 誰が何をいつまでに承認するかの記録
- Billing / 契約に基づく請求とその実行状態
- User / システムを使う人
- Role / 誰が何をしてよいかを決める権限の単位
- Notification / 判断が止まっている箇所を人に知らせる仕組み
- AI Summary / 人が読む前段階の要約・下書き。決定はしない
- API / 社内外のシステムをつなぐ接続点
この10種類の組み合わせと関係の設計が、要件定義の実体です。オブジェクトが増えるほど、承認と権限の設計が難易度を決めます。
画面より先に、
層を決める
どのオブジェクトを中心に置き、AIをどの層に置き、外部とどこでつなぐか。この構造を先に決めないまま画面を作ると、あとから承認や権限を差し込めなくなります。
扱っている仕事を、
そのまま画面にする
ここから先は実在の案件ではありません。当社が日常的に扱う業務オブジェクトと判断を、UIとして書き起こした設計例です。
承認とAI要約のあいだに Role が入ります。AIが下書きし、人が決める。この境界の設計が、導入の成否を分けます。
| OBJECT | NAME | OWNER | STATUS | UPDATED |
|---|---|---|---|---|
| Opportunity | 基幹システム刷新(サンプル) | Sales | Requirements | 2026-08-24 |
| Customer | サンプル株式会社 | Sales | Active | 2026-08-20 |
| Approval | 要件の社内合意 | 事業部長 | Pending | 2026-08-23 |
| Approval | 予算枠の確定 | 経営 | Pending | 2026-08-23 |
| Contract | 受入れ条件を協議中 | 法務 | Draft | 2026-08-22 |
| API Log | 会計システム連携 | System | OK | 2026-08-24 |
要件の社内合意
予算枠の確定
2件とも、システムではなく人の判断待ちという設計例です。ここが止まると、開発は始まりません。
画面をきれいに作ることが目的ではありません。誰が、何を、いつ決めるのかが画面から読み取れる状態にすることが目的です。承認・権限・責任の分界が設計されていないシステムは、動いていても使われなくなります。
承認は、
人がする
Approval を例に、AIが関わる範囲と人が関わる範囲をどこで区切るかを示します。これも設計の考え方の例であり、特定案件の実データではありません。
案件からドラフトが作られる
Opportunity・Contract の内容をもとに、承認依頼の下書きが作られます。
- Approval Draft
AIが論点を要約する
関連するCustomer・Contractの情報を要約し、判断すべき論点を並べます。ここでAIは決定しません。
- Summary
- Options
Roleに基づき人が判断する
権限を持つUserが、承認・差し戻し・条件付き承認のいずれかを選びます。
- Approval Record
Contract・Billingに反映する
承認結果がContract・Billingに反映され、関係者にNotificationが届きます。
- Contract
- Billing
- Notification
- AI Summary の生成
- 類似案件・過去の判断例の提示
- 定型データの整形・分類
- Approval(承認・差し戻し)
- Contract の交渉・確定
- 例外対応の判断
あらためて明記します。このページのUI・データ・案件名はすべて設計の考え方を示すための例であり、実在の顧客・実績・効果を示すものではありません。
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